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サクラやコスモスの写真

それでも残念なことに観光客からの苦情も少くない。つまり、こうした観光地だからこそ観光客の口からでる苦情の多くはトインに集中することが多く、それは先程もいった「汚い」「臭い」であり、はては「トイレの数が足らない」「どこにあるか分からない」などが挙げられ、観光客がいかにトインで苦労しているかが分かる。今でこそ伊東市のトインも皆様からお褒めの言葉を頂けるまでになったが、これも一朝一夕に出来たものではなく、観光客のトイレ写真1手水庵一一さくらの里に対する苦情を1つでも解決していくにはどうしたら良いかを考えた結果の集大成でもあるといえる。こうした経過を踏まえ、今までに伊東市がトインを建設するにあたって、どのように取り組んできたかを明きらかにすることによって、関係者の方々の参考に供することが出来れば幸いと思う次第である。観光施設としてのトイレ建設としては、大室山麓さくらの里と城ケ崎海岸にあるいくつかのトインを挙げることができる。大室山麓さくらの里「手水庵」「さくらの里」は、昭和52年度に市制施行30周年記念事業として、伊東市南部にある大室山麓の一帯40,000m2の中に35種3,000本のサクラを植栽し、1年を通してサクラが見られるようにした観光施設で、現在では毎年4月に「さくらの里まつり」が催されるなど、市民・観光客の憩いの場となっている。伊東の公衆便所ここの公衆便所は、当初園地の片隅に2棟建設する計画であったが、園地全体の雰囲気を考慮して、敢えて中央に配置し、従来の平屋根のマッチ箱スタイルをやめ、カラーベスト葺きの三角屋根、周りは白壁の山小屋風(田舎風)にデザインした。こうすることによって、トインがどこから見ても絵になる。牙『魔にならない存在となった。このことはサクラやコスモスの写真を撮る時、背景のワンポイントとして利用できるものとなったことからも分かる。また、トインに名前が必要かどうか議論のわかれるところでもあるが、山小屋風(田舎風)にデザインしたこともあって「手水庵」(手水場を捩った)として看板を掲げ、利用した人に覚えて頂き、話題の1つとしてもらった。城ケ崎海岸は伊豆半島東海岸に位置し、富士箱根伊豆国立公園のなかにあるリアス式海岸で、そそり立つ岸壁と自波との綾なす美しさは、観光客を十分に満足させるもの落し処――城ケ崎海岸のを持っている。伊東市では昭和43年度から城ケ崎海岸の整備を進めてきており、今では「ピクニカルコース3キロ」「自然研究路6キロ」のハイキングコースの整備とあわせ、2カ所に吊橋を架設するなど施設整備に努めた結果、年間170万人の観光客が訪れるまでになった。